オーディオのこと

ＡＬＴＥＣ ８１７Ａを開ける

ＡＬＴＥＣ　８１７Ａに５１５Ｅを入れて、かれこれ５年。
そんなに経っているとは思わなかった。

そろそろウーファーをひっくり返してみようか。
上下が同じままだと、重力でエッジに塗ってあるやつ（名前は失念）が垂れるとか、
ボイスコイルがあたって異音がするとか聞いたことがある。
真偽は定かではないが、やってみて害はないだろう。

ついでにドライバー用とツイター用のアンプを交換。
２８８－１６Ｇにはオーディオ専科、ＧＡＵＳＳにはＴＵ－８７３ＬＥ。
ツイターにはミニキューブもどきを接続。
チャンデバは通して。

音は落ち着く。
ＴＵ－８７３ＬＥは素人が改造。（私だけど）
オーディオ専科に比べると高域が華やか。
オーディオ専科は優等生。
シングルとプッシュプルの違いもあるのかな。

ちょっとオーディオ

図書館のＣＤ貸し出しは５枚まで。
土曜日に借りて、その日のうちに聴いてしまう。
もっと借りるには？
そうだ、家族の貸出カードを借りればいいんだ。
家族のありがたさ．．．か
ということで、今日は１０枚借りた。



ジャズのＣＤなんて、気づかずに自分が所有するアルバムも借りてしまう。
聴いても気づかなかったりして。


音楽ばかり聴いてなくて、たまにはオーディオしてみよう！
オーディオのブログだし。
でも、一番安上がりに掃除．．．セコイ話です。
真空管の足を拭こう。

プリは久しぶりにケースを開けた。
ホコリを払い、足を拭く。



このプリは１５年使っている。
真空管はオリジナルじゃない。
ゴールデンドラゴンとムラードに替えた。
ボリュームも劣化したので、ラダー型のアッテネーターに交換した。

オリジナルの真空管はカタログではテレフンケンと書かれていたのに、
中を開けるとＡＥＧだった。
なんか、だまされたような、だまされてないような．．．


電源のケミコンは劣化しているのかな。



今まで仮に設置していたツィーター。
積極的に使用しているわけではなく、余ったツイーターとアンプ、チャンデバが３ｗａｙだからってだけ。
でも、そのままずっと使っているから、ホーンの上に乗せてインラインに配置してみよう。



ところが、これも仮設置。
でも音は、気持ち的に落ち着いた感じ。
しかし、設置状態を見ると落ち着かない。
地震なんかではイッパツでやられちゃう。



全体写真を撮るも、一番目立つのはファンヒーター(笑)
部屋が暖かくないと、音楽も寒いからね！

読書

写真右の「ジャズ名盤」小川隆夫　著　は面白かった。
もちろん、自費で買う気はしないが。

左の「音楽ノート」フルトヴェングラー著はダメ。
理屈っぽい。
もしかすると、訳がいまいちなのかもしれないが。

音楽、オーディオ関係の本は、ここに挙げる以上に読んでいる（図書館で借りている）し、
ＣＤも然りだが、
あまり悪口を書いてもいけないし、利なく敵を作るのもバカらしいので、記録しない。

オフ会？

コメントいただいたミドルリミッター・オーディオのtoku1209さん。
市内に在住で、近々ご訪問の話があり。
実現すれば、ブログ開設以後初めてのお客さまとなる。

そういう話をいただくと、自分の装置を客観的に聴きたくなる。
が、しかーし、オーディオ・デモ的な音楽を聴く気になれず、
相変わらず、私の好きな音楽を聴く。

ずっと聴いているアルバムの、装置の違いによる差って本当に大きい。
全く別の録音に聞こえるし、感動の場面も変わってしまう。
それは、装置の差ってよりも、調整の不完全さによる個性の差なんでしょう。

そんなことを考えながらも、
すぐに音楽に惹き込まれて、細かなことはどうでもよくなる。

氏のブログで、氏のシステムや活動、好まれる音楽を拝見すると、
これは手強いな～って印象。
一刀両断されちゃう？(笑)
でも、切ったら、どこからでも血が出る音ってのが本望だから。

toku1209さん、首を洗って待ってまーす(笑)

ブログの更新

人さまのホームページやブログを見て、活動期間は２年が目安かな～と思ってた。
だいたいそれくらいで更新の無くなる例が多い。
事情はそれぞれだろうが、結局は興味を失うってことかな。

私もそう。
とくにテーマを限定したものって、寿命が短い。
そのため、私はテーマ別に４つのブログを開設し、
入口となるブログを１つ開設した。

しかし、２年にも至らずに更新が少なくなった。
興味はｍｉｘｉに移った。
そして、ｍｉｘｉも２年に至らずに、そろそろ飽きてきた。
ちなみに、ｍｉｘｉをやってる人だったら、ｋｅｉ０（ｹｲｾﾞﾛ）で私を検索してみて下さい。
日記は公開しています。

次は何をしようかな～ってのが今の状態。
ここに日記を書いてもいいんだけど、オーディオ好きの人には興味のない記事になっちゃうし。


図書館で借りた本。



なかなかマニアックで面白い。
マニア向けの記事はインターネットなら無料でかなり得られるが、
これくらいの内容は有料の価値がある。
とはいえ、私は無料で貸してくれるから読んだのだが。


ＣＤで良かったのがアルバート・アイラー



ＣＤを借りても１度しか聴かないことが多いが、
これは繰り返し聴いたし、さらには自分でも入手したいと思っている。


バード・アンド・ディズ



有名盤だが、録音年次が古いので、自分で入手しようとは思わなかった。
しかし、私の好きなドラマーのバディ・リッチが参加しているので聴きたかった。
音質は鑑賞に支障のあるものではなく、充分に楽しめる。
１９５０年だが、これなら自分で入手しても良かった。


カーラ・ブレイ。



発売当時からジャケットは印象に残っているが聴いた記憶は無い。
カーラ・ブレイはフリーの人かと思っていたが、
このアルバムは、ファンキーって感じで普通に楽しめる。
ジャズ、クロスオーバーってよりもロックに近い。


エルビン・ジョーンズ。



いつも感じるのだが、
エルビンのドラミングはレコードに収まりきらない。
ナマを聴いたことはないので想像で言うわけだが。


「オーディオのこと」ってブログだが、
当分、機器の更新予定は無いし、コマゴマしたことを書き綴れる能力も無いので、
オーディオのことから少し幅を広げて書いてみようかな。
ここ以外のブログは休眠中で、つまらない日記はｍｉｘｉって感じで。
そのうち何か活路を見出せるかも。

元旦の新年会

元旦は私の姉妹世帯の訪問を受けて新年会。

酒がまわったところで、妹からリクエスト



新年最初の１枚がマディー・ウォーターズ
渋いなぁ～


それに続いて姉のリクエスト



元旦の夜なのに「オペラ座の夜」
う～む


よし、みんなは耳を塞げ！とばかりに私の１枚



大音量でヘンリー・カイザー！
キマッタなぁ～

バッハ/マタイ受難曲 カール・リヒター指揮

バッハのマタイ受難曲で最高の名演と評判なのがリヒター指揮。
なので、満を期したときに聴くように、ずっと入手せずにいた。

ところが、それを家人が図書館で借りてきた。
う～む．．．微妙な気持ち．．．しかしこれも縁と言うものか。

数日間、自分の気持ちが高まるのを待ち、大晦日の本日聴いた。

ん？．．．なにか．．．う～む．．．
アルヒーフって、こんなに高音が強かったっけ？　低音が不足するし．．．
第1曲が終わったところで、さすがにおかしいのではないかとアンプを見ると、
高音のボリュームが上がってる！
なんということか！　この大切な時に！
きっと家人が大掃除のときに触れてしまったのだろう！
調整しながら聴くのも、調整してから聴き直すのもツライ。

幸いなのは２ｗａｙ。
単に音圧をそろえる程度なら、さして難しくはない。
適当に合わせて、聴き続ける。
しかし、本来なら色んなレコードを聴きながら最適ポイントを探るのだが。

ちょっとムッとする。
そもそも、家人が借りてこなかったら聴かなかったし、
家人がボリュームに触れなかったら、音を気にせずに音楽に没頭できた。

しかし．．．
もしも家人がいなかったら．．．ボリュームに触れる人もいない。
それはそれで、寂しくないか？
ムッとしなかっただろうけど、逆に言えば、ムッとすることもできなかった。
気持ちに抑揚を与えてくれる人がいない．．．それも寂しいな。
私が大掃除することなく大晦日に、3時間を超える長大な曲を聴けるのは家人のおかげだし。
珍しく、家族が居ることに感謝の念を感じた。


それにしても、マタイ受難曲。
こういう曲は1年に1度でも、通しで聴けば良いほう。
ところが本年は3度も聴けた。
しかも、1度はナマで。
今年は良い年であった。

二匹目のドジョウと金魚３５０匹！

ヴァントのブルックナーが良かったことに味をしめ、
他にも良い演奏がないかと、図書館で見つけたのがジュリーニ/ウィーンフィルの８番。



う～ん、私にも私の装置にも合わないかな。
二匹目のドジョウはいなかった．．．

そこで、金魚を３５０匹投入！



つぶらな瞳が可愛い。


私の耳はＺＡＰＰＡに癒してもらおう。
フィルモアのライブ、１９７１年の録音。



けっこうお気に入り。

その１０年後のライブを中心としたアルバムがティンゼルタウン・レベリオン



こちらは、スティーブ・ヴァイやヴィニー・カリウタなど実力派揃いで、楽しくやってる。

ＺＡＰＰＡには、ＬＰの２枚組アルバムが何組かあった。
それが、アメリカ仕様で１面の裏が４面。２面の裏が３面と、オートプレーヤー用だった。
私が聴くには少し不便。

オーディオ道入門

図書館では、当然ながら本も借りられるわけで．．．

借りてきた本



オーディオ関係の本を熱心に読むタイプではないが、
タダで借りられるのなら、読んでもいいでしょう。

タイトルはクサイが、内容はなかなか楽しめた。
嶋護、加藤しげき、小野島大、大里俊晴、伊藤賢、奥村佳郎が書いているが、
見覚えのある名前は一人だけ。
あとは知らなーい

示唆のある内容に考えさせられる部分があって、
べらんめえ調や、偏見でぶった切る雑誌的な内容の本とは、
一線を隔すものと感じた。

ブルックナーの交響曲

市内の図書館が新装オープンした。
小ホールも備え、先日は坂田明らのジャズを楽しんだ。

図書館では本だけでなくＣＤも貸してくれる。
しかも、インターネットで検索して予約すれば、
自分で書架を探す必要もなくカウンターで受け取れる。
便利になったな。

ヴァント指揮ベルリンフィルのブルックナー４番を借りて聴いたら、これが良いではないか！
さっそく、７番、８番、９番を借りた。
素晴らしい！
今までヨッフムが好きで、
ヴァントは北ドイツを指揮したのを聴いたが、大して印象が残ってなかった。
だから、ヨッフム以降は新譜を積極的には聴かなかった。

これなら、ヨッフムに替えてヴァントで全集が欲しいところだが、
この組合せでは初期作品は録音していないのかな。



聴くのはALTEC（ツイターはｇａｕｓｓ）のスピーカー。
装置の入れ替えは無い。
音に満足しているし、
微細なことを気にして弄れば音は変化するのだろうけど、
まだ、このスピーカーの微細なことを気にできるほど、全体像をつかんでいないと感じている。

全ての音を一つのスピーカーに求めるのは無理だし、欠点の無いスピーカーは無い。
所詮、使うのは欠点だらけで歪な性格の私。
その私を黙らせるだけのチカラがこのスピーカーにはある。

アナログプレーヤー修理完了

やっと修理完了。
３ヶ月ぶり。

実は一緒に出したＣＳＥの電源レギュレーターの修理に時間がかかった。
プレーヤー自体は２週間もかからなかった。

アナログが無い３ヶ月間。
当然ながらアナログでしか持ち合わせない音楽は聞けず。
でも、新しい音楽はＣＤしか出ない。

やはり両方聴けるほうがいい。
それくらいかな～

吸音材を移動

ずっと試したかったのが、天井に吸音材を設置すること。

部屋の天井はエアボリュームを稼ぐために山形にしました。
しかし、施工の都合か、思ったよりも傾斜がきつい。
音が両側から反射して中央に集まるし、壁際は音がこもる。

吸音材を設置したいと長年思案するも、外観を損なうことと、
高い所が苦手な私には、想像から先に進まなかった。

エアコンを更新して、外観が悪くなったことと、
ちょうど、エアコンに一方を乗っけれることで作業がし易くなったし、
ＧＷは外出せずにヒマだし．．．

てことで、写真のように設置。
見た目は最悪。
まぁ、ＡＬＴＥＣのシアター用があるだけで、一般の目からは奇異な部屋だし。



音は、ノビが良くなったな。
コモリが取れて、天井が高くなった感じ。
またまた音量を上げれるようになったよ。
でも、今の季節は窓を開けて音楽を聴くから、等身大以上には上げない。

前回の吸音材の移動で音が良くなり、
今回もまた良くなった。
私の部屋なんて良い音の部屋じゃないし、
機材だって高級品じゃない。
でも、これだけの音が聴ける。
世のＡＬＴＥＣ使いはどんなに素晴らしい音を楽しまれているのだろうか。

壊れた

アナログを聴き終わり針を上げようと近づくとターンテーブルが突然停止。
一瞬何が起こったか理解できなかったが、
どうやら電源が切れてフロートしてたターンテーブルが落ちた模様。

電源はＣＳＥのアイソレーションレギュレータから給電してたので、
ＣＳＥが壊れたと思って蓋を開く。
もちろん、開けたところで私には原因はわからない。
確かに壊れているが、まぁ、古いものだから仕方ない。

それならってことで、チャンデバにつないでいたＣＳＥを外してアナログプレーヤーをつなぐ。
しかし電源を入れると、即座に停止。
ここに至って、アナログプレーヤーを疑う。
直接コンセントから給電してみても、既に何ら反応なし。

調べると、アナログプレーヤーのフューズが切れていたので、
とりあえず替えるも、リレーは作動するものの電源は入らない。

あぁ～あ、やっちゃった～

ＣＳＥの電源とアナログプレーヤーの両方が壊れちゃった。
アナログプレーヤーのどこかでショート？
それで過電流の発生？
そういえば、かなり前からプレーヤーの電源トランスが唸ってた。
気づいていたけど、ターンテーブルは回るのでそのままにしてた。

プレーヤーのメーカーは現存しないし、修理はどうしよう。

悩んでも仕方ないし、とりあえずＣＤを聴く。
機器構成で変わったのは、
チャンデバの給電がＣＳＥ経由ではなく、直接コンセントからになったこと。
あれー、低音が痩せてる。
そのためか中音の張り出しが強くてボーカルがきつく感じる。
これは、チャンデバの設定を変えればいいってものじゃないでしょ？
やっぱ、ＣＳＥの効果はあるんだー

吸音材を置いてみる

物置に入れててもジャマだから、
ジャマにならないところに置いてみた。

意外や意外、音が良くなった。
モヤっ気が晴れて、ノビが良く。
しかし、このことだけの効果かはわからない。
普通に考えると、こんなとこは効果が薄そうで吸音材は置かない？


相変わらず、今のシステムがお気に入り。
もっと良い音はたくさんあるけれど、私はこれが好き。
良し悪しではなく好みの話。

多チャンネルのマルチウェイで完璧な音はすごい。
料理で言えばフルコース。
ウチのは、ドカッと皿に乗った分厚いステーキだけ。
どちらを食べるかは、好みの話。
今はこれを食べてます。

３ｗａｙにしてみる

重い腰を上げ、やっとＡＭＣＲＯＮを１００Ｖ仕様に戻し、
ブリッジで低音用とした。
やはり、音がしまってなかなかよろしい。

ものはついでにと、ＧＡＵＳＳのツイーターを接続。
クロスは１６ｋＨｚで１２ｄｂ/ｏｃｔ

ＡＬＴＥＣは２ｗａｙってのが世の常識。
ツイーターを追加しては戻して、なんて話はよく聞く。

追加により、音が上方に向って明るくなり、広がりが増した。
だからどう？って感じだけど、しばらく使ってみよう。