ONKYO Integra M-506 を試す |
今日はCD408-8AにONKYOのパワーアンプを組み合わせてみる。
このアンプは、対となるプリを聞いてみたくて一緒にオークションで落札したもの。
プリはわずかしか聞かずに手元を離れたが、これはメインに組み込まれた。
私はメーターのあるアンプを好まない。
メーターなんて必要ないし、ランプを含めて故障の原因でしかない。
このアンプのメーターは今では珍しく前面がガラスだが、それが反射する。
それもイヤ。
とりあえずAMCRONからつなぎかえる。
低音の凄みはなくなる。
こうして比較すると、AMCRONで再生するバディ・リッチのバスドラは機関銃だった...
良いところは中高域がハッキリし、艶を感じるところか。
なので、女性ボーカルも聴きやすい。
しかし比較試聴するなら、雑誌のように低価格から順に行うべきだったか。
AMCRONの後では、彫りの深さ等、足りないところを感じるものの、
ブックシェルフのスピーカーで音楽を楽しむ分においては、
キレイな中高域のおかげで満足感を得られると思う。
それよりも、全くハム音など発せずに電源オン直後から良い音を聞かせるところは、
さすが、コンシューマー機だ。
販売当時セパレートアンプの入門機の位置づけであったが、音楽もオーディオも充分に楽しめる優秀機であることは、今もかわらない。