部品交換その1のその後 |
その後のエージングの変化を期待するも、じっくり待つほどの心の余裕のない私。
速攻でエージングとばかりに、XLOのバーンインCDを繰り返し再生。
当然、そんなのは聞いていられないので、スピーカーを切り離しセメント抵抗をつなぐ。
前段はマツダを挿入。
エージング後の音の変化は、
部品や真空管を交換した直後に感じた中域しか出ない症状は解消。
CD408-8Aで聞く限りのFレンジの不足は感じない。
マツダに関して言えば、ノーマルのCCIの6SN7GTに比べると、
エネルギー感を感じる音。
CCIのほうは高域を中心に細かい音が出る。
エネルギー感を求める今の私にはマツダでしょう。
そんな変化をボーカルを中心に聴いていたけど、
調子に乗ってビッグバンドを再生。
あら~、こりゃダメだ。
メインのスピーカーで迫力を中心に聴いているアルバムなので、
さすがに、CD408-8AとTU-873LEではツライ。
得手不得手があるってことですね。
もっとも、スピーカーの箱は何ら設計もなしに作ったもの。
そちらの原因も考えられるでしょう。
コンデンサーの交換については概ね成功と考えています。
音がスムーズになり深みを増した。
変化量は真空管の交換と同程度に感じます。
もちろん、色々と試せばもっと良い結果が出るかもしれませんが、
他の部品の交換も楽しみたいので、先に進みたいと思います。
消磁のトラックしか使いません。その他のところは逆にストレスを
ためます。
そこで提案・・・私がやっていることですが、
最初に消磁を一度やってあとはモーツアルトのかけっぱなし
曲は何でもいいです。
一度やってみてください。
音域を広く、適度にパルス音も入って偏らない方法が良いと思いますが、自分が聴く音楽が一番良いって話もありますね。
モーツアルトも良さそうですね。
リラックスすると思われます。
よくよく考えてみたら、機器も人の愛情や思い入れがあれば、
音は変わるもの・・・叫び声のような信号を入れて
機器がよくなるとは思えません。
リラックスさせるのはいいと思いますので、だまされたと思って
やってみてください。
曲は何でも良いとのことですが、楽しいところで「フィガロの結婚」としました。「ドン・ジョバンニ」では、悪い音になりそうで。(笑)
結果は大満足。
今、聴いているバディ・リッチが気持ちよくスィングしている。
このアルバムのこんな音を今まで聴いたことがない。
これが、モーツアルトのエージングのおかげか、単にエージングが進んだTL51Xの実力か、はたまた先日来調子の良い中低音、中音のアンプ構成のせいかよくわかりません。
しかし、私は評論家でもなく技術者でもないので、原因が何か検証する必要もなし。
自分の経験で、偶然のタイミングにしろ良かった経験はそれが覆る経験をするまでは私のノウハウです。
ゴウドさん、ありがとうございます。