不思議です |
オーディオマニアの凄耳が、
機器の設置や、ケーブルの違いとかに、
凄く敏感に反応し、的確に指摘します。
機器の組み合わせや、
電源に混入するノイズとか、問題点をツラツラと。
でも、機器の劣化はどうなんでしょう。
接点不良には敏感でも、
そもそも、劣化したケミコン等の内部部品。
意外に鈍感だったり、
ヴィンテージ機器を、劣化にかかわらずオリジナル部品であることや、
後世の手を加えていないことをありがたがったり...
オーディオの趣味とは奥深いです...
単純な物理現象や化学のみならず、
心理学や芸術やら歴史とか...
しかも、それが音楽を聴くための道具であって...
カオスだからこそ、確信を求めるのでしょうね...
いや~僕も似たような経験をしたことがあります。
5~60年前以上昔のパーツでないとオリジナルの音は出ないとか
BOXは針葉樹合板が云々とか・・・・
コレクターならそれでも良いのかもしれませんが音楽を聴く道具
と考えたら適材適所に現在の性能の良いパーツを僕は選択します。
なにしろその当時の音を聴いた事ありませんから。
嗜好に色んな要素が絡み合い、目的とする音楽も好みは千差万別。
電気部品も製造直後を好むか、何十年後の劣化を楽しむのか。
いや、劣化ではなく古酒みたいな熟成?
誰もがどれをも否定できるし肯定もできる。
つまりはカオス。
カオスを楽しむのか、カオスを不安に感じるのか。
アンプは燃えたらダメですか?
燃えるピアノを演奏するピアニストもいましたよね。
作法に則れば安心。
新たな作法が生まれたら、即座に勉強し自分のものとする。
それで楽しいならそれでいいけど、
作法を知らない人に対し優越感を持つのは浅はか。
逆に作法を知らないことを恥に思うのも浅はかかな?
カオスを楽しめる余裕がほしいですね。
その調整で「位置決めはミリ単位で行っている」とコメントされています。
本当にミリ単位でそんなに変るんでしょうかね。
聴いている間、頭を1ミリを動かさないで不動のまま聴くことが出来るの
だろうかと思いますし強靭な体力をお持ちなんでしょうね。
僕でしたらスピーカーを動かさず自分の位置を動かします。
私なら、女性が1kg太ろうが、ウェストが1cm増えようが、三歩後ろどころか私の前をあるこうが、愛する想いに変わりはないと思います。
あれ、こんな話ではなかったですか?(笑)