RAINBOW TAKEAWAY |
私のブログで、おそらく何度も登場したアルバム。
私が初めて聞いたケヴィン・エヤーズの曲が、
このアルバムの「GOODNIGHT GOODNIGHT」。
1978年の発売だから、もう30年以上のファン。
それまで名前は知っていたが、聞く機会のなかった謎の存在。
あるときラジオで流れたこの曲は不思議な感覚であった。
優しく、童謡のようであるが、無邪気とは違い、
ふっと何かが潜むような不気味な匂いを感じる。
ジャケットも好き。
スッパリと上下に区切り、上が階段を下りる下半身だけのイラスト。
下が、真っ青な空に太陽を背に見上げるケヴィン。
虹を眺めているのか、
それよりも太陽に背を向けているところが、彼の音楽っぽい。
これをきっかけに彼のレコードを遡って聞くことになり、
その後に入手した「BANANAMOUR」で不思議さはさらに深まり、
デビュー盤を聞いたときは鳥肌モノで、生涯のファンとなりました。
ソフトマシーンのメンバーで、デヴィッド・アレンやロバート・ワイアットと一緒にやっていましたが、人気が上昇して忙しくなったら、イヤになって辞めちゃったようで、そんなところは彼らしいです。
ソフトマシーンは3人の個性が抜けて、音楽は変わってしまいましたね。