自作プリ回路図 |
使ったソフトウェアは、水魚堂さんの回路図エディタ「BSch3V」
http://www.suigyodo.com/online/
自作、自作とイバったところで、回路はオリジナルではなく、MJ誌に掲載されたもの。
(回路図をクリックすれば拡大表示されます)
フォノイコ部は、MJ誌1996年11月、12月号に掲載された、
宍戸公一氏による「LCR素子とμフォロワー回路によるEQ専用アンプ」。
当時から製作したいと思っていて、2回の習作を経て今回はラインアンプと合体した。
そのライン部は、MJ誌1997年2月号に掲載された、
佐藤進氏による「単段式ライン・コントロールアンプ」。
これも当時から製作したいと思っていたもの。
ただし、真空管はフォノイコの6DJ8を低ノイズと低価格の6R-HH2に、
ラインの349Aを価格と入手性から6F6Gに変更した。
さらに、tangoのLCR素子は使用せず、HATT AUDIOのEQコイルを用いて
LCRユニットを組み立てた。
部品については手持ちを利用した部分もあるので、定数が変わっているものもあります。
電源部の回路
水銀管を使用したく、水銀管ならチョークインプットっていう単純な発想。
電源リップルを恐れて、無骨な回路となりました。
どれもが、エネルギーの再現を求めた私なりの選択で、
現状でも浸透力のある音が出ています。
これをスタート地点として、色々と試したいと思っています。