なぜアナログ? |
「なぜ、アナログレコードなんですか?音が良いから?こだわり?」
ここで、マニアが熱く語れば相手は喜ぶのだろうけど、
私はそんな回答ができない。
「う~ん、ずっとアナログは使っているし、自分が満足していないから?
自分なりの回答を得ていないっていうか。
アナログで満足する前に、あとから出たCDは終わりそうだし、
最近はPCなんかをマニアが使って、私はますます時代に取り残されていくよ。」
そんなことを話しながら感心したのは、相手の言葉。
「じゃぁ、あなたはずっと回答を得られないね。
だって、趣味って終わりの無いもの。満足して終わるものは趣味じゃないよ。
あなたがアナログを趣味と感じるなら、終わることはないと思う。」
あぁ、そうなんだ。
オーディオマニアは、より良い音を求めて機材を選び、新たな世界にチャレンジしていく。
CDだって、SACDだって、DVDだの、PCオーディオも・・・
私はまだアナログかぁ~・・・
私は、より良い音を求めているのではなく、自分の趣味をしているだけですね。
ある意味、オーディオマニア失格です。
まぁ、いいかぁ~
機器の追加はあっても、買い替えなんかしてません・・・。
ALTECなんか家に来て30年です。マッキンは家に来て25年です。
EMTは家に来て・・・6年?5年?そんなもんです。
ベストバイなんて買い物ガイドだし、多くの評論家は宣伝マン。
機器の買い替えが悪いんじゃないけど、オーディオを良い音を得るための道具とだけでは割り切れない感じです。
良い音を得れば、それでいいのか?って疑問に感じてしまいます。