JBL 2350 with GAUSS HF-4000 |
中音域を受け持っています。
2350、2395、2397なんて、どれも憧れたな。
2395は、その異様な姿と「ベイシー」で同タイプが使われていること。
2397はクラシックも聴ける自然さ。
2350は豪快、ダイレクト。
昔のステレオサウンド誌の岩崎氏のレポートで、
2395とフロントロードの組み合わせでは、
音像の定位位置が前後にズレてしまうとのこと。
同じくステレオサウンド誌のJBLユニット特集の記事等を参考にしながら、
見た目の迫力と817Aとのデザイン上のマッチング、
音の面ではロックが中心であること等から2350にしました。
GAUSSは、やはり憧れた機種。(こればっか・・・)
JBLに飽きた人が使うツーのメーカーのような印象がありました。
JBLの375ももちろん憧れだけど、あまりに定番では面白くないし、
HF-4000のが流通価格は安いし...
ただし、民生用の375と違いプロでも使用されたHF-4000は、
程度の良いものが少ない気がします。
私はオークションで入手しましたが、システム未構築の段階だったので試聴は数ヵ月後。
そのときになってやっと音が歪むのに気がつきました。
仲介してくれた人に連絡すると、親切にも修理代は負担してくれるとのこと。
数ヶ月たっていたので、諦めていましたが親切な人でよかった。
修理は、以前お世話になった山形の小川電気商会。
技術は確かで、親切です。
こういうショップがあると、素人でも安心してビンテージに手が出せるわけです。
音は、やはりグッド!
高能率とあいまって、女性ボーカルやピアノの音に危ういところが全くない。
立ち上がりの良さと解像度の高さは、とても古い機器とは思えません。
そして、その反応の良さからか、小音量でも楽しめます。
言い方が悪いのですが、こんなメガホンみたいな形からキレイな音が出るのが不思議です。