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私が好きなkevin ayersの3枚目のアルバム。
原題が長いので単に「kevin ayers 3」なんて呼ばれてしまう。
デビューから様々な方向性を打ち出し、
これはdavid bedfordのアレンジのおかげでオーケストラサウンドの曲がある。
まぁ、それがなかったらノンビリしたアルバムって感じであり、
このアルバムでmike oldfieldが美しいギターソロを演奏するように、
kevinの場合、協力者の存在が大きい。
先進的な試みも異端な曲想も、どこまでが彼によるものかはわからない。
彼の本質は叙情的であり「恐怖と優しさが同居した音楽」である。
見開きジャッケットの内部。
1枚目のアルバムではkevinの後方で彼女がブランコに乗っていたが、
3枚目は一緒に水浴。
彼の本質はこんな写真みたいじゃないかな。
このレコードの最後の曲の背後に水が流れる音が収録されているが、
その音がレコードの最内周まで続き、エンドレスとなっているのが面白い。
It's a Wonderful Life
こちらはhenry kaiser
彼のギターソロによるアルバム。
もちろんフリー・インプロビゼイション!
フリーインプロビゼイションの場合、曲名もろくに無い場合が多いが、
このアルバムはちゃんとした曲名があり、
もしかすると最初に曲名決めて、そのインスピレーションで演奏しているのではないかと思う。
A面はアルバムタイトルの曲。
キレイな曲である。
素晴らしい人生を謳歌ってイメージかな。
曲名だけで面白いのはB面に2曲
「Let's Drink 100% Healthy Milk and Study Hard」
「Ear Trouble」
フリーインプロビゼイションで「Ear Trouble」なんて、聞くのがちょっと怖いですね(笑)
彼はギターから様々な音を作り出し、音楽を表現する。
ギターが大好きなのだ。
この手の音楽を聞いたことがない人は、一度は体験して欲しい。