ALTEC CD408-8A の試聴 |
しばらくお蔵入りのようなこと書いたくせに、もう試聴です。
せっかちな私が、悠長に放置できるわけがありません。
しかも、平面バッフルも後面開放もすっ飛ばし、いきなり密閉型。
バスレフはポートの大きさとか計算が必要でしょうが、密閉型なら箱に入れるだけ。
全く持って、私向きです。
箱は以前ミッドバスで2118Jと075を入れていたもののバッフルを替えただけ。
はやる気持ちを抑えて塗装だけはしました。
しかし、ユニットの取り付け時に気がせいて、配線を忘れたままユニットを取り付けた。
アフォですねぇ~(笑)
試聴。
ん~、低音不足だなぁ。
しかし、高音はけっこうキレイに出る。
コーンにしては、カチンとした音も再生されるし歪感もない。
聴き進むうちに、次第に耳にバイアスがかかるのか低音不足も気にならなくなる。
ちなみに、ここまではビッグバンドで試聴。
次にリンダ・ロンシュタットの初期のアルバム。
ボーカルは得意との評判から甘い音かと想像したがそうではない。
ちゃんとエネルギーを再現しながら、積極的に声を聞かせる。
やはり、これはALTECといったところでしょうか。
聴いているうちに、だんだんと落ち着かなくなってきた。
こんなスピーカーにメインのスピーカーが負けたらどうしようか、と。
さっそくメインに切り替える。
しかし、メインを聴くためには電源スイッチを何個入れることか...
これほどまでする必要がある?
こんな8インチのスピーカー一つで音楽なんて聴けるんだよ。
メインで同じアルバムを試聴。
最初、低音過多に聞こえた。
しかし、すぐに耳のバイアスが解除。
余裕があるし、細かいニュアンスも再生される。
全然別物、と少し安堵。
再生されるのは同じ音楽。
音楽を聴くには、どちらでも充分でしょう。
リズムやメロディーを楽しんだりするにはね。
しかし、演奏者が意図するところや、場の雰囲気を知りたいとなると、
やはりオーマニ並みのシステムが必要になるってことでしょう。
CD408-8Aは新品。
まだまだエージングが必要でしょう。
これからが楽しみです。
でも少し密閉式としては小さめの感じを受けます。低音の増強はバスブーストかダクトを設けるかで出来そうですね。
今までの自分にどう言い訳すべきか悩みます。
しかし、聴き馴染んだソフトが、思いのほかまともに再生されるので驚くけれど、
こちらで慣れ親しんだソフトをメイン側で再生したら、あまりの違いに驚くのでしょう。
自分もそうして機器の入れ替えをしてきたわけで、言わば原体験をしたようなものです。
そうなんです。高域(中高域)は小粒ながらメインよりも滑らかなんです。これにスケール感を求めると、色んな問題が付随してきてその解決に多大な労力を要すことになるのでしょう。堂々巡りとはツイーターのことでしょうか?
だーださん
だーださんもですか?じゃぁ、私も安心しました。
メインを大音量でガンガンならし、こんな音はCD408では無理だよな~、と...自分に言い聞かせます。
やはり2A3sが良かった。ドライバーには直熱3極管シングルの組み合
わせがよく話題になっているが、我が家でもそうなってしまった。
なんとなく悔しいのでアンプ改造に走ってみたけど、現在戦果なし。
で、只今堂々巡りの道中。
bmwk_rsさん。ALTEC 色んなアンプで鳴らして見るのも
面白いですよ。
しかし、そのためにはグライコはどうしても必要です。
挿入物が増えるのですが、それがいいと思っています。
理想的なフルレンジに出会いないのが悩みですね。
かつては、western、axiom、Lowther、siemens等々ありましたね。
グライコもいいけど、パラメコはどうですか?