Glass Piano / Bruce Brubaker 再び |
このアルバムについて、入手直後はネガティブな印象を持った。
しかし、その後も折に触れて聞きこんできた...
すると次第に印象は変化し...
話は変わって...
子供のころはレコードを一月に1枚も買えなかった。
だから、買ったレコードに失望しても、聞き続けるしかなかった...
そうすると、耳に馴染むのか、自分の理解が深まるのか、
失望したレコードも、手放せない1枚になった。
それを、「無理やり好きになる」なんて言ってた。(笑)
買ったレコードがつまらなくても、聞き続けて好きになれ!って。
その頃と今は環境が違うので、このアルバムを「無理やり好きになった」とは言えない。
少なくとも、聞き切れないほどのレコードがありながら、
この1枚を何度も聞いているのだから、
入手直後のネガティブな印象は一過性だったのだろう。
そもそも、原体験を良しとする傾向は多くの人に見られることだろう。
つまり、オリジナルに対してセカンドバージョンはいまいちみたいな...
ライブはどうなんだろう。
レコードでは何度も聞けて、当初の印象が変化するけど、
一発勝負のライブでは、ネガティブな印象のままになってしまうのだろうか。
だから、クラシックでは聞き馴染んだ曲ばかり演奏したり、
ジャズではスタンダードばかり、
ロックやポップスでは音楽は聞くものより、体験だったり...