トヨタテクノミュージアム産業技術記念館へ行く |
赤レンガの工場を記念館として保存。
さすがトヨタグループ!
展示は、トヨタ発祥の繊維機械館と自動車館に分かれている。
まずは繊維機械館。
ここでは、私のような個人客にも実演を交えて丁寧に解説をしてくれる。
これは、行政の展示では望めないこと。
内容は豊田佐吉の発明から、現代の繊維機械まで、
綿花から糸、織物ができるまでを展示。
あぁ、こんな機械は近所や親戚の家にあったな~
機械を動かしてもらうと、懐かしい音。
子供の頃はわからなかった機能を、解説で納得。
しかし、アナログな世界。
これが、メチャ楽しい。
繊維館の最後には、鋳造と鍛造の展示。
鍛造は実演もありました。
自動車館に行くと、研究から試作、開発、製造と、歴史を織り交ぜての展示。
エンジンのカットモデルは美しい
機械って美しい
大型のプレス機を見上げると、ロダンの地獄の門を見上げたときと同じくらいの感動が湧き上がる。
記念館といえど、工場そのまま
塗装も怠りなく
組み付け
蒸気機関の展示もあり。
滴る油に生命を感じる。
次に予定があると、早足に見たつもりでも時間オーバー。
じっくり楽しんだら、丸一日でも足りない。
予定外にミュージアムのレストランでランチ。
美味しかったです。
産業技術記念館は凄く楽しめる施設でした。
大量生産、コストダウンを目指した産業機械とはいえ、
私の目には美しく、それは芸術品。
製造の現場、工場は3Kって言われて、
より現場から離れたマネーゲームがもてはやされる時代。
一生懸命働いた成果を、ちょっとした仕組みでかっさらうことがカッコイイ?
素晴らしい施設だと思います。
是非とも行ってみてください。
此処の施設は本当に1日楽しめますね。
同じ様に機械好きですので、うちの夫婦、此処で1日楽しんでました。その時は蓄音機の実演も御座いましたし。
まあ、そういうのは損をしている人がいるから儲かる人がいる訳で、
何ら価値を生み出している訳ではないのですからね。
やはり、知恵と技で、新しいものを創りだしていく力が無ければダメだと思います。
こういうのを見学するたびに、先人たちの努力に、自然と頭が下がります。
デザートも美味しそう。
往年の名車を並べてカッコイイではなく、それを作る機械、現場を見せてくれます。
まさしく、創造の源。
コレステロール治療中で節制しているので、こういう料理がメチャ旨く感じます。