mishima / Philip Glass |
映画「mishima」のサントラ。
知らない映画だと思ったら、日本では非公開?
まぁ、右翼っぽい話はNGでしょうね~
でも、オガタ・ケン、サワダ・ケンジ、ナガシマ・トシユキらが出演のようです。
音楽のほうは、グラスは作曲のみで演奏には参加していないようです。
まぁ、いつものグラス調なんですが、
楽器編成は色々で面白い。
クラシック楽器ばかりではなく電気楽器も取り入れ、
それが効果的なところが良いです。
気に入ったのは、弦楽四重奏。
彼の音楽とのマッチングはバッチリ。
グラスの弦楽四重奏曲集なんてあったら欲しいな。
浜辺のアインシュタインかTHE PHOTOGRAPHER あたりがグラスの
代表的な音楽的スタンスかなぁと思っています。
そのとおりですね。
私の好みとしては、彼の音楽にドラマチックな展開とか感情移入ってあまり要らないんです。
それよりも、まるで織物のように繊維が織り成す連続性や、模様の繰り返しとか、そういう感じを楽しみたいです。そして、個々の楽器や人声はそれを構成するパーツの役割に徹するっていうか。
そもそも、彼が作るフレーズって十分に人間的に感じ、だから、ミニマムってカテゴリーに違和感を感じることがあります。だから、それをドラマシックとか感情移入できる曲の展開にすると、少しクドイかなと。
サントラ辺りではそう感じます。