発振対策 |
キュ~ル、キュ~~~カカカ...
あらら、バッテリーが上がってる。
充電器を使うものの、すぐには充電できないし、出先でバッテリーが上がるのは心配。
ということで、欠席を連絡した。
バッテリーは4年使用したので替えることにしよう。
じゃぁ今日は?
懸案となっていたIC150の発振対策。
オシロの知識を仕入れ、実機も入手したので実践の機会を待っていた。
まずは、現状を計測。(写真は失念)
これは、聴感で適当にコンデンサーを取り付けたもの。
正弦波ではさして異常は見られないものの、矩形波ではガタガタ。
すぐに近所の部品屋へ走り、適当にコンデンサーを数個入手。
組み合わせを変えながら、最良と思われる数値に決定。
再度、部品屋へ走り、改めて該当数値のマイカを入手した。
その結果は、
1kHz(上が入力、下が出力)
10kHz
100kHz
矩形波は、10kでなまって、100kなんて三角波になってます。
FIDELIXのサイトの写真では、100kHzでもキレイな波形なので、
私のアンプでは、改善すべき事が山のようにあるってことですね。
試聴すると、より素直な音になったと感じる。
高域が大人しくなったのは、発振が軽減されたからだろう。
でも、以前のスリル感は減ったかも。
Annbjørg Lien(アンビョルグ・リーエン)
ノルウェイの女性フィドラー
フィドラーの天才らしいが、私にはわからない。
音楽には癒されます。
オシロ、いよいよ実戦に投入ですね。
でも珍しい波形です。サイン波、矩形波がノコギリ波になるのは初めて見ました。これは一度周波数特性と位相特性を調べないといけないかも知れませんね。すでに10KHz で波形の遅れがでていますので。
オシロをX-YモードにしてCH1に出力波、CH2に入力波を入れてリサージュ波形を見てみると良いかも。右肩上がりの45度直線で位相差0、左肩上がりで180度、真円で90度のずれですが詳しいことはお手元の本で調べてください。
私のおんぼろ自作真空管アンプでも200KHz以上でも矩形波を通します。後、発振を調べるには1MHz位まで追跡しないと解らないようです。それとアンプの負荷抵抗は何を使われていますか?取りあえずはセメント抵抗でも良いですが、デールの無誘導タイプの負荷抵抗が良いと思います。
1MHzも三角波になってしまうので、まだまだ先は長いようです。
負荷抵抗はプリの出力先のチャデバの入力が200kHzの抵抗なので、同程度の抵抗でやってます。
本日、ミリバルが到着予定なので、周波数特性も図ってみます。
過剰対策をしてもつまらないので、安全域に一歩だけ踏み込んだところで
止めておくのが良いと思います。それを見極める為の測定なので必要十分の特性を
確認できれば善しとするべきです。やたらな、チャンピオンスペックを
目指しても虚しいものですし、それを追求しても音は愉しいものにはなり得ないのが
また悩ましいところでして・・・・
話は変わりますが288のダイアフラム(23834)は幾ら位しましたか? 以前にGPAのHPに価格が出ていたときが有り、確か121$と出ていた記憶があります。現在当方のは25885(パスカライト)を使用していますが、アルミの方が良いと聞きますので交換できたらと思っています。英語が苦手なのでメールで聞くのを躊躇しています(笑)
たぶん近い将来、無誘導抵抗も入手すると思います。
聴感と測定値の関係は微妙ですね。どちらも限られた環境の話であって、普遍性が無いのかもしれません。
何れにしろ、私にはそれを語る資格がありません。
23834は、1個100ドル、送料60ドルで合計で260ドルでした。
円高の今がチャンス!ですね(笑)
随分と色々位相補正が掛かってるんでしょうね。