ALTEC 817A with 515E × 2 |
低音用スピーカーです。
両者とも中古で入手。
817Aは格安、その代わり程度はそれなり。
ネットで注文したときに、ある程度のメンテを予想してとりあえず車庫に入れました。
ところが、こんなの(95×85×75cm程度)が二つあると、狭い車庫にはバイクが入れられない。
そこで、開梱せずにそのまま部屋に搬入。
といっても、部屋は2階でかつ狭い階段は通らない。
重量は80kgくらいか。
仕方なく引越屋に窓から入れてもらいました。
送料、搬入費と、格安のはずがけっこうな出費となりました。
817Aは昔から憧れていました。もちろん憧れているのモノは他にも数多くあるわけですが。(笑)
おそらくステレオサウンド誌の60号前後だったと思うけど、アメリカ特集があったときに写真を見て憧れたのだと思う。
カッコいいじゃないですか!
でも、評論家の評価は芳しくなかったと思うよ。
それとJBL4550も同じところに載っていたと思うけど、あちらはさすがに大きい。
もともとALTECは中学生の頃を最初として、何度も生々しい音を聴いたことがあり憧れてもいたし。
部屋に入れて開梱して、やはり手を入れる必要性を感じました。
最初は吸音材の交換。
グラスウールがバスレフの開口部から見えているのは健康に悪いようで、精神的に落ち着きません。それも古いグラスウールだし。
全て撤去し、ラフトクラフトのディフレクターパネルに交換しました。
音は、よりハッキリした音になったと感じます。ただし厳密な比較は行っていません。
次は劣化していたキャスターを交換。
オーディオは足元が重要だから、キャスターなんて御法度かもしれませんが、一人での移動を考えたら必須です。
その他は、ウラの目隠し板の交換(自作)、端子の交換を行いました。
組み合わせたユニットは、純正の組み合わせとも言える515E。
2ペア購入したのですが、店の手違いで515Eと515Gが送られてきました。
どちらでも良いとの店の言葉を受け比較してみたところ、音を出すまでもなく、耐入力は低くても、コーン紙が軽く動く515Eに魅力を感じました。
このあたりは、以前使用経験のあるJBLのウーハーが重く、小音量では動作しないように感じられた経験からも、軽いほうが好きです。
今は重低音を求めていないしね。
今は5WAYマルチアンプ。
そうなると、817Aの低音は難しいです。
何がって、使用帯域がホンロードのかかるところよりも下なんですよ。
つまりは、せっかく817Aを使いながら、バスレフとして使っている。(笑)
もちろんレベルが低くなるだけで、その帯域も音は出ているけどね。
アイデアをいただきましてありがとうございます。