THE SIAMESE STEPBROTHERS |
CDは「THE SIAMESE STEPBROTHERS」
ヘンリー・カイザーが参加していることから入手した。
後で知って驚いたのは、「MX-80 SOUND」のメンバーが参加していること。
右のアナログが「MX-80 SOUND」の初期のアルバム。
発売当時に偶然に入手したお気に入りだったが、
彼らについては、当時何も情報は得られず、
そのまま幻のバンドだと思ってた。
それを私の好きなヘンリー・カイザーとつながっていることに驚くとともに、
30年近くも私の嗜好のベースは変わっていないことに呆れる。
「THE SIAMESE STEPBROTHERS」はグレートフル・デッドの元メンバーも参加して、
フリー・インプロビゼイション過ぎない音楽を演奏している。
「MX-80 SOUND」は、ザッパやビーフハートの系統かな。
変拍子や目まぐるしく変化するリズム。
イントロが始まってリズムを刻み変化し、
それまでとは全く異なる音調の歌が始まる。
いったい、イントロって何?って感じ。
荒削りだけど、面白いので、聞いてみることをお薦めします。
さてさて、オーディオのほうはというと、
チャンデバを再調整。
クロスを6db/octを基本としました。
それと、スピーカー上に置いてあった吸音材をさらに上方に設置した。
つまり、壁と天井の三辺が接するコーナーだが、
これは以前、音楽を聴いてないときに、ここから音が聞こえた。
不思議に感じて原因を探ると、屋外の音が乱反射して、
あたかもこのコーナーに音源があるかのように音が聞こえた。
この経験から、このコーナーの吸音は効果があると予想していたが、
結果的には、耳にキツク聞こえる中高音が抑えられた。
今回は前方の両脇の対策だけど、好結果に後方の両脇の対策もしたくなった。
上手く調整出来ると、音楽の表現力が豊かになるかも?
一寸聴きだと音が柔らかくなった印象を受ける筈です。
しかし、良く聴き込み出すと…『あっこんな表現してたんだ』って
発見が有るかも知れません。
ALTECのネットワークが12db/octなので、それを基本に考えていました。
色んな条件に左右されるのでしょうが、世の中には48db/octなんて試している人がいるように、
固定観念はいけないし、色々と試すことが楽しいですね。
だから、また変わるかもしれないです。